2011年

8月

28日

【実施報告】講演会「高萩の大地と阿武隈山地」

話題は東日本大震災についても。
話題は東日本大震災についても。

2011年8月28日(日)に、講演会「高萩の大地と阿武隈山地」が開催されました。高萩市を中心とする茨城県北ジオパークインタープリターのグループ・ジオネット高萩主催で、日立郷土博物館特別専門員の田切先生を講師として、高萩総合福祉センターにて行われました。

 

以下はインタープリターによる報告です。

 

 

講師:田切美智雄先生(茨城大学名誉教授・日立郷土博物館特別専門員)
会場:高萩総合福祉センター
主催:ジオネット高萩

式次第:

  1. 開会の辞
  2. 主催者挨拶(ジオネット高萩 鹿田会長)
  3. 来賓ご挨拶(高萩市役所経営企画課長 小野忍様)
  4. 講演(講師ご紹介)講師 田切美智雄先生
  5. 質疑応答
  6. 閉会の辞

天候恵まれたこの日、高萩総合福祉センターで田切先生による公演会が開催されました。参加者は約100名、なかなか盛況でした。

会場内の一角に、田切先生が採集した岩石と茨城県北ジオパークについての展示コーナーを設置しました。「こんな感じの石、みたことあるよね」「こっちはみたことないなぁ」と、みなさん興味津々でみていました。

いよいよ講演会の開始です。前半は高萩と阿武隈山地の地質についてのお話。古生代から中生代の地層であること、棚倉断層のことなどを、図や表を使ってお話していただきました。自分達の住んでいる場所が、こんなに古い時代にできたものだったなんてオドロキです!

後半は今回の震災について。地震がどこでどれくらいの大きさで起こったのか、津波はどれくらいの規模だったのか、余震活動についてなどなど。ここ高萩は余 震の震源地が近いせいか、みなさん真剣に聞き入ってました。県北での余震は比較的新しい花崗岩の地域で多く起こっているというお話が印象に残りました。まだまだ予断が許せませんね。

質疑応答では、「阿武隈山地の話の中に多賀山地という名前が出てこないが、多賀山地とはいわないのか?」「大津波が起こったとき、海底ではどんなことが起 こったのか子供に教えるのにわかりやすく教えて欲しい」「今回棚倉断層は動いたのか?」などなど、次々と質問が飛び交いました。田切先生は一つ一つに丁寧 に回答してくださっていました。

最後にみなさんから盛大な拍手。田切先生、どうもありがとうございました。

講演が終わった後も、インタープリター講座の申込用紙やジオパークのパンフレットを求める人が何人もいました。地質や地学に関する興味が高まってきたのを感じた1日でした。

(文責:荒川)

大きい写真はflickrのページで。