ノーベル賞に地質学賞はない・・・?

今年もノーベル賞が話題になる時期になりました。

 

近年は日本人の受賞者が相次いでいることもあってメディアでの注目度も高く、特に気にしていなくてもテレビやネットで知らされるような状況です。

 

ひとくちにノーベル賞と言ってもいくつかの分野に分けられていて、物理学賞(日本人受賞者11名)、化学賞(同7名)、生理学・医学賞(同3名)、文学賞(同2名)、平和賞(同1名)、経済学賞(同0名)の6分野からなっています。

 

とここで、地質学賞(あるいは地学賞)というのはありません。物理や化学はあるのに・・・。真意は、今は亡きノーベルさんに聞くしかないのでしょうか・・・? 

 

とはいえ、天文学などを含めた地学に関わる広い分野でみてみると、1960年には炭素14を用いた放射性炭素年代測定法を開発した功績でウィラード・リビーさんがノーベル化学賞を受賞しています。この測定法を用いると、地層の堆積年代を測定することができます。

 

(ちなみに、日立ジオサイトに分布する日本最古の地層の年代(約5億年前)の測定は、炭素14ではなく、ウラン・鉛による放射年代測定が用いられています。)

 

また、1978年には宇宙マイクロ波背景放射の発見によってアーノ・ペンジアスさんとロバート・ウッドロウ・ウィルソンさんがノーベル物理学賞を受賞しています。

 

近年は特に分野の垣根を越えた研究が盛んに行われていますし、また近い将来、地学に関わる分野でもノーベル賞を受賞する研究が出てくるかもしれませんね。

 

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