今から8000万年頃前の白亜紀、平磯海岸周辺は深い海の底でした。この時代、陸では恐竜達が闊歩し、海ではアンモナイトや海棲爬虫類が繁栄していました。
水戸のまちの中心に位置する千波湖は歴史や産業に深く関わってきました。千波湖周辺の地形、地質を見て廻ると私たち先人の辿った歴史のまち水戸の足跡が見えてきます。
日立市は日本でも有数の工業都市として知られています。その発展を支えていたのは、四大銅山の1つであった「日立鉱山」の繁栄と、太古から続くこの地域の「地質」でした。
竜神峡の入口付近を通り福島県棚倉町にかけて南北約60km続く、日本有数の大断層である棚倉断層は日本列島の形成に重要な役割を果たしました。